日本の誇るマイスター

マイスターという言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。

 

これはもともとドイツにある制度で、熟練した技術者に送られる称号のことです。最近では日本でもこのマイスター制度を取り入れている自治体があります。国においては以前から「現代の名工」と呼ばれる制度があります。これは日本におけるまさに熟練の技術者たちに与えられる称号なのですが、最近のニュースの中で日本には世界からまさにマイスターと呼ばれている修理工場がある、というものがありました。それは飛行機のエンジン修理マイスターです。

そんな仕事があるんだと、とても興味深く感じたのですが、日本にあるIHIの飛行機の修理工場には世界中の民間機、軍事用飛行機エンジンが修理のために持ち込まれるようです。工場に持ち込まれたエンジンはまず解体スペースで解体されます。部品が2万点以上あるため、解体には数日かかるようですが、2万点というと解体したとしても、その管理が大変ですよね。

その後、部品をひとつひとつ洗浄し、部品そのものは破損していないかどうかを点検し、そしてもう一度組み立て直し、ということを行うようです。考えるだけで気が遠くなるような作業ですが、大体2ヶ月ほどで航空会社にエンジンが戻されるとのことです。この作業、聞くだけで高度な技術が必要であることが分かりますよね。世界的にもこのIHIの修理工場は非常に高い評価を得ており、エンジンの総合病院とも言われているようです。そんなマイスター達のおかげで安心して航空機に乗ることができるんですね。